2015年1月18日日曜日

心地よさについて

知的障がいを持つ人を支援する施設で働くお友達に会って聞きたい事があった。


障がいを持つ人の心地よさについて

障がいを持つ人と大きくくくればくくるほど
心地よさがわからなくなってきていた。

特に自閉症の人の場合、”私とは違う世界感を持っている”と思った方が
良いらしい。

わたしの姪は重度の自閉症なのですが
ここ数年ずっとずっと調子が悪い。
調子が悪いということがどういう事かというと
寝込むとかそういう事ではなく
他者に対して暴力的になる。
ずっと一緒に家にいるお母さんが対象になる事が多い。
でも
本人はそんな事をしてはだめだという心と勝手に反応してしまう体
そこに苦しみながら日々を送っている。

数年前に調子がとても悪くなった時
病院に入院した事があった。
まだ10代のとき
でも、そこは独房だった。
強い薬と真っ白い部屋
おばさんはその状況を見た時に
胸が苦しくなってそんなことなら
自分が大変でも一緒に家で過ごすと
決めたようだった。

と友人に相談したところ
意外な言葉はかえってきた。

「私たちからみると、独房のようかもしれないけど
特に自閉症の人は目からの情報が多すぎたり、その情報が処理できずに
パニックになったりすることがあるから
その真っ白い個室に入った時心地よさを感じたかもしれない。」
と。

そんな話をしていたものだから
ますます
心地よさについてわからなくなってしまった。

だから
結局は
みんなちがってみんなはっぴー
を考えるならば
細かく分けて行く事がとても大切なことだということ。

シュタイナーの4つの気質のように同じ気質の人同士が一緒に過ごす事により
心地よさや学び合いがうまれるように、
同じ障がいの人が集う場を作ることが大切だということ。

ということは
やはり
自分の子どもを軸とした将来について
考えて行くことが私には必要だし

他の障がいを持つ子どもの親にも必要だとかんじた。
もし、子どもの可能性や力を発揮しながら社会とつながって行く事をもとめるならばですが。









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